大嘗宮の一般参観始まる 即位儀式舞台、来月8日まで―皇居
皇位継承に伴う伝統儀式「大嘗祭」の舞台となった大嘗宮の一般参観が21日、皇居・東御苑で始まった。期間中の30日からは、皇居内を坂下門から乾門へと抜ける「乾通り」の秋の一般公開も始まり、いずれも12月8日まで行われる。
大嘗祭の中心儀式「大嘗宮の儀」は14日夜から15日未明にかけて行われた。大嘗宮は40近くの建物で構成され、伝統にのっとり、今後取り壊される。宮内庁は建材を可能な限り有効活用する方針。
この日の開門前には約1400人が並び、天皇陛下が五穀豊穣(ほうじょう)などを祈る儀式に臨まれた悠紀殿(ゆきでん)や主基殿(すきでん)を写真に収めるなど、一世一度の儀式に思いをはせていた。
入門時間は午前9時から午後3時までで、予約は不要。坂下門から皇居内に入り、東御苑で大嘗宮を参観後は大手門、平川門、北桔橋門のいずれかから退出する。詳細は宮内庁ホームページか、テレホンサービス03(3284)6780でも案内する。(2019/11/21-10:48)
"Daijokyu," Site of Key Enthronement Rites, Open to Public
The "Daijokyu" halls, where traditional Imperial enthronement-related rites were performed last week, were opened to the public in the Imperial Palace in Tokyo on Thursday.
The general public is allowed to view the Daijokyu complex in the palace's East Gardens until Dec. 8. From Nov. 30, Inui Street outside the East Gardens will be open to the public also until Dec. 8.
Emperor Naruhito performed the "Daijosai" grand thanksgiving rites, considered the most important enthronement-related ceremony, at the complex from the evening of Nov. 14 to the small hours of the next day.
Daijokyu, made up of nearly 40 buildings, will be demolished in accordance with the tradition. The Imperial Household Agency plans to reuse the building materials as much as possible.
Entry is allowed between 9 a.m. and 3 p.m. Reservations are not required.
最新ニュース
-
「供述、真摯に耳傾けず」=袴田さん無罪で検証結果―証拠の保管把握「不十分」・最高検
-
石破首相、東南アジア歴訪表明=「同盟高みに」訪米意欲
-
回収デブリからウラン検出=東電、来春2回目着手へ―福島第1原発
-
市販薬、コンビニ受け取り可能に=薬剤師とオンライン面談条件―厚労省
-
大株主との資本関係解消=京都新聞HD
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕