「すぐ接種したい」が増加 コロナワクチン「様子見」を逆転―民間調査
新型コロナウイルスのワクチンをめぐり、「すぐにでも接種したい」と答えた人の割合が2月の前回調査から増加し、「様子を見てから」との回答を初めて上回ったことが21日、民間調査で分かった。担当者は「ワクチンへの抵抗は全体的に減少傾向にある」と分析している。
調査は、市場調査会社「クロス・マーケティング」(東京都新宿区)が14日にインターネットで実施。20~69歳の男女1100人から回答を得た。
その結果、「すぐにでも接種したい」との回答が37.8%(前回24.8%)で、「様子を見てから接種したい」の33.4%(同40.6%)を上回った。この調査は昨年10月に始まり、4回目となる今回で初の逆転となった。
年代別でみると、「すぐにでも」との回答は男女とも60代が6割以上で最多。一方で、20代は男性が20%、女性が20.9%にとどまり、若年層ほど抵抗が残っている傾向がみられた。
ワクチン休暇については、有職者の51%が「導入されていない」と回答。このうち、53.8%が「導入してほしい」と答えた。(2021/05/21-13:34)
More People in Japan Want COVID-19 Jab Immediately: Survey
The proportion of people in Japan who hope to receive a COVID-19 vaccine as soon as possible exceeded that of people who want to wait and see for a while before getting inoculated, according to a recent private-sector survey.
"Feelings of resistance toward vaccination have been on the wane in general," said an official of research firm Cross Marketing Inc., which conducted the online survey on May 14.
Answers from 1,100 people aged between 20 and 69 in Japan were collected in the survey.
The share of respondents who said they want to get inoculated as soon as possible came to 37.8 pct, up from 24.8 pct in the previous survey conducted in February.
Meanwhile, 33.4 pct said they hope to wait and see before receiving the vaccine, down from 40.6 pct.
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