照ノ富士が休場=3場所ぶり出場も4日目まで2敗―大相撲初場所

大相撲の横綱照ノ富士(33)=本名杉野森正山、モンゴル出身、伊勢ケ浜部屋=が初場所5日目の16日から休場した。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)によると、右膝と腰を痛めた。休場は横綱在位21場所目で13度目。
3場所ぶりの出場に踏み切った今場所は4日目に翔猿に金星を与え、2敗目を喫していた。東京・両国国技館で代表取材に応じた伊勢ケ浜親方は「場所前の稽古で右膝に水がたまった。かばっているうちに腰も痛めた」と説明した。
昨年7月の名古屋場所で10度目の優勝を遂げた後は古傷を抱える両膝の痛みや持病の糖尿病に苦しみ、2場所続けて全休。師匠は今後について「まだそこまで考えられる状態ではない」と話すにとどめた。
5日目の対戦相手、豪ノ山は不戦勝。
[時事通信社]
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