旧日立系の買収破談 中国承認せず―米アプライド
【ニューヨーク、シリコンバレー時事】米半導体製造装置大手アプライドマテリアルズは29日、旧日立製作所系の同業「KOKUSAI ELECTRIC」(東京)の買収が、中国の独禁法当局から承認を得られなかったため、破談になったと発表した。米中のハイテク摩擦を背景に、買収審査に対する不透明感が一段と強まっている。
アプライドは「中国当局からの承認が適切な時期に確認できなかったため、(期限となっていた)19日で契約を打ち切った」と明らかにした。中国当局は、審査長期化の理由について明らかにしていないが、米企業による買収を事実上阻止した形。
KOKUSAIは「戦略的パートナーの模索だけでなく、株式の上場も今後の選択肢の一つとして検討する」とコメントした。(2021/03/30-09:12)
Applied Materials Abandons Deal to Buy Kokusai Electric
U.S. chipmaking equipment maker Applied Materials Inc. said Monday it has abandoned its deal to buy industry peer Kokusai Electric Corp., formerly part of Japan's Hitachi Ltd. group.
The deal was terminated March 19 because Applied Materials "did not receive confirmation of timely approval from the regulator in China," the company said in a statement.
最新ニュース
-
張本美ら8強=卓球
-
大谷音なしも7連勝=米大リーグ
-
聖火が仏に到着=15万人が出迎え―パリ五輪
-
実質賃金減少、過去最長に=24カ月連続、2.5%減―3月
-
中国主席、ハンガリー入り=対中強硬論の抑止期待
写真特集
-
【大相撲】大関・琴ノ若
-
【女子フィギュア】千葉百音
-
【野球】野球殿堂に入った名選手
-
【駅伝】第100回箱根駅伝
-
【女子フィギュア】吉田陽菜
-
【男子フィギュア】山本草太
-
【野球】日本シリーズ関西対決 阪神が38年ぶり日本一
-
【MLB】ドジャースの歴代日本選手