トランプ氏、軍事的圧力排除せず=パナマ運河とグリーンランド巡り
【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は7日、南部フロリダ州で開いた記者会見で、中米のパナマ運河の管理や、北極海と北大西洋の間に位置するデンマーク領グリーンランドの領有を目指し、軍事的圧力も排除しない姿勢を示した。パナマやデンマークに対する経済的圧力を強める考えも強調した。
トランプ氏は20日の就任を控え、「領土的野心」をむき出しにした。2期目の政権では各国とのあつれきが激化する可能性がある。
トランプ氏は記者会見で、パナマ運河とグリーンランドについて、米国が管理する必要性を強調。その上で、軍事的・経済的圧力をかける可能性を記者団に問われ、「どちらについてもやらないとは保証できない。経済安全保障のために必要だ」と答えた。
パナマ運河については、中国系企業による運河周辺の港湾管理に不満をぶちまけ、「パナマ運河をパナマに返還したのは大きな間違いだった」と語った。グリーンランドを巡っては、デンマーク政府が米国による買収に反対すれば、高関税を課すと脅した。
国境を接するカナダの米国編入も改めて主張し、「国家安全保障のためにはるかに良いだろう」と指摘。メキシコ湾を「アメリカ湾」に名称変更すべきだとも語り、「アメリカ湾、なんと美しい名前だろう」と述べた。
[時事通信社]
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