三菱重、旅客機事業で損失1031億円 株売却し黒字確保―20年4~12月期
三菱重工業が4日発表した2020年4~12月期連結決算(国際会計基準)は、本業のもうけを示す事業利益が前年同期比85.7%増の237億円となった。開発を凍結した小型ジェット旅客機「スペースジェット」事業で1031億円の損失を計上したが、洋上風力発電設備の合弁会社株式の売却益などで黒字を確保した。純利益は96.7%減の33億円。
新型コロナウイルス感染再拡大の影響で、米ボーイング向け航空機部品の売り上げは10~12月期から再び低迷しており、製造に携わる従業員の配置転換を進める。スペースジェット事業の損失は年間1200億円を見込む。オンラインで記者会見した小沢寿人最高財務責任者は損失規模について「ほぼ想定通り」と述べた。開発を担当する三菱航空機(愛知県豊山町)の人員は、ピーク時の10分の1以下となる200人未満に減らす。(2021/02/04-18:19)
Mitsubishi Heavy Logs 103-B.-Yen Loss from SpaceJet Biz
Mitsubishi Heavy Industries Ltd. said Thursday that it booked a loss of 103.1 billion yen from its SpaceJet business for April-December 2020, as it put on ice the development of the small passenger jet.
Despite the loss, the company managed to be in the black in the first three quarters of the year through March 2021, partly thanks to proceeds from stock sales.
最新ニュース
-
米LA山火事、消火わずかに前進=15万人避難、150平方キロ焼失―バイデン氏「安否不明者多数」
-
安保連携、警備艇供与へ=日インドネシア首脳会談
-
頭狙い振り下ろしたか=学生8人中7人―法政大ハンマー襲撃・警視庁
-
米韓、拡大抑止会合を開催=核作戦支援、協力強化を確認
-
初の「有罪」米大統領に
写真特集
-
【高校通算140本塁打の強打者】佐々木麟太郎
-
【駅伝】第101回箱根駅伝〔2025〕
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕