末包、4番の働き=三回までに3打点―プロ野球・広島

広島の4番末包が、三回までに3打点。1週間前にてこずったマラーにやり返し、チームを5連勝に導いた。
一回、二俣と矢野の1、2番がファウルで粘り、球数を投げさせた後に迎えた2死一塁の打席。1ボールからの速球を捉えた打球は右中間を割り、先制の二塁打に。「2死だったので、しっかり振り切ることができた」とうなずいた。
1点差に詰め寄られた後の三回の好機では、詰まりながらも強引に右前へ運び、2者が生還。その後は二盗も決め、6番野間の安打で5点目のホームを踏んだ。
昨季は自己最多の79試合に出場したが、春季キャンプ直前のけがで出遅れた。今季はけがなく開幕1軍入りし、出場11試合で打点はリーグトップの14に。「まだ4月。任された仕事を毎日しっかりとやり、積み重ねていきたい」と先をにらんだ。
9日から4番で起用する新井監督は、あくまで「4番目」と言う。それでも打線の軸としてどっしり腰を据え、役目を果たしている。
[時事通信社]
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