松山、意地の66=底力示した最終日―マスターズゴルフ

第3ラウンドでバーディーなしの79と大失速。4年ぶりの優勝は絶望的となった中、松山は「きのうの分ぐらいは取り返したい」との思いで最終日をスタート。ぐんぐんスコアを伸ばした。
3番は第2打をピンそば3メートルに。25ホールぶりのバーディーを決め「流れ良くプレーできた」。前日崩れたショットの調子も戻り、9番は松葉が敷き詰められた場所からの第2打で1.5メートルに寄せるナイスショットも見せた。
7バーディー、1ボギーでこの日のベストスコアに並ぶ意地の66。確かな底力を示した分、大たたきをした3日目が悔やまれる。14度目のマスターズを終え「やっぱり難しかった」と吐露した。
今季は開幕戦で通算35アンダーの米ツアー新記録をマークして11勝目を挙げた後は、トップ10入りがない。その中で「内容が伴ってきた」と前向きな要素も感じている。「結果を出すために、どうつなげないといけないかを考えてプレーしていけたらいい」。気持ちを新たに次の1勝を目指す。(オーガスタ時事)
[時事通信社]
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