米イラン、核開発制限へ高官協議=第2次トランプ政権で初―オマーン仲介、間接形式
【ワシントン、イスタンブール時事】米国とイランは12日、イランの核開発制限に向けた高官協議をオマーンで行った。核兵器開発を阻止し、長年にわたる敵対関係を改善するため、双方が一致点を探り出せるかが焦点。トランプ米大統領は、イランが核開発制限に応じなかった場合、イスラエル主導で軍事力を行使する可能性を示唆している。
第2次トランプ米政権が1月に発足して以降、米イランの本格協議は初めて。米国のウィトコフ中東担当特使とイランのアラグチ外相が出席。ウィトコフ氏はロシアとウクライナの停戦交渉も仲介しており、今月11日にはロシア北西部サンクトペテルブルクでプーチン大統領と会談した。
イラン外務省報道官によると、両国の代表が別々の部屋に待機し、仲介役のオマーンを通じて双方が見解や立場を伝達する「間接協議」の形式が取られた。トランプ氏は交渉期間を「2カ月」と区切り、仲介国を挟まない「直接協議」で早期合意を目指している。交渉の進展次第では、両国の代表が直接向き合う形式に移る可能性も取り沙汰されている。
協議では、ウラン濃縮活動や濃縮度60%のウランの大量保有など、イランの核兵器製造につながる動きをどう制限するかが注目される。イラン中部ナタンズとフォルドゥにある核施設の取り扱いも議題となりそうだ。
[時事通信社]
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