関テレ社長が午後取材対応=中居氏巡る問題当時のフジ専務
フジテレビ系列局の関西テレビは4日、午後2時30分から大多亮社長が報道陣の取材に応じると発表した。
フジを巡る一連の問題で、第三者委員会が中居正広氏による女性への性暴力を認定した事案が起きた2023年当時、大多氏は同社専務だった。
報告書によると、大多氏は同年8月に港浩一社長(当時)と共に、編成制作局長から事案の報告を受けたが、「プライベートな男女間のトラブル」と即断。コンプライアンス担当部門と情報を共有するなどして被害者女性の救済に積極的な行動を取ることをせず、中居氏の番組出演を続けた。
こうした対応は女性への二次加害に当たり、「経営判断の体を成していない」などと厳しく指摘されていた。港氏は1月27日に引責辞任した。大多氏は今回の取材対応で、自身の責任などについて考えを述べるとみられる。
[時事通信社]
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