ビール造り、AIが職人の相棒=NECとコエドが共同開発

人工知能(AI)を相棒に造ったビールはいかが―。NECと、クラフトビールの「コエドビール」を製造する協同商事(埼玉県川越市)は28日、人間に代わり自律的に業務をこなす「AIエージェント」が職人と連携し、ビールと発泡酒を共同開発したと発表した。AI技術をアピールする一環で、6月に出荷を開始する。
開発したのは、20~50代の各世代の特徴や価値観を味などで表現した「人生醸造craft(クラフト)」4種。例えば50代は深みのある赤色や重厚感のあるカラメルの香りで、豊かな人生経験や落ち着きを表した。4本セットで販売し価格は1980円。
AIが各世代の人間像やレシピデータを収集・分析。「年代イメージ」や「味」などの項目ごとに示されたレシピ案を基に、職人がAIと製法の変更などを「協議」して完成させた。両社の共同開発は2度目で、コエドの担当者は「スキルのある仲間が1人増えた感覚だった」と話した。
[時事通信社]
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