2025-03-27 18:29スポーツ

吉田、目標は「大迫超え」=世界陸上代表が会見―マラソン

記者会見で手を合わせる陸上の世界選手権東京大会マラソン日本代表。左から男子の近藤亮太、吉田祐也、女子の安藤友香、小林香菜=27日、東京都内(代表撮影)
記者会見で手を合わせる陸上の世界選手権東京大会マラソン日本代表。左から男子の近藤亮太、吉田祐也、女子の安藤友香、小林香菜=27日、東京都内(代表撮影)

 陸上の世界選手権東京大会(9月)のマラソン日本代表に選ばれた選手が27日、東京都内で記者会見した。昨年12月の福岡国際を2時間5分16秒で制した男子の吉田祐也(GMOインターネットグループ)は「大迫傑(ナイキ)さんの順位を超えたい」と語り、2021年東京五輪で6位に入った大迫を基準に据えた。2人は同五輪前に一緒に練習していた。
 2月の大阪で初マラソン日本最高記録の2時間5分39秒を出した近藤亮太(三菱重工)は、厳しい暑さが予想される本番をイメージ。「強みはコンディションに左右されないところ。暑さに勝機を見いだし、一つでも上の順位を狙う」と語った。
 女子で8年ぶり2度目の代表となる安藤友香(しまむら)は、「前回は非常に悔しい思いをした。上位入賞を目指したい」。1月の大阪国際女子で2時間21分19秒をマークした小林香菜(大塚製薬)は「日本代表のユニホームを着て走れるなんて、信じられない。強くなって、楽しかったと思えるレースにしたい」と初々しく話した。
[時事通信社]

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