試行錯誤終え迷いなく=小林陵、後半戦立ち直る―W杯ジャンプ男子

【プラニツァ(スロベニア)時事】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は30日に今季の全日程を終了した。日本のエース小林陵侑(チームROY)は優勝3度、表彰台5度で個人総合9位。「最後はいい感じだった」と振り返った。
今季は「苦戦の前半戦」、「立ち直った後半戦」だった。日本代表の作山憲斗ヘッドコーチは「いい意味で失敗をした。五輪に向けてこの経験が必ず役に立つはず。よかったと思う」と話した。
前半戦は、開幕直前の体調不良と腰痛が影響しただけでなく、用具の選択も裏目に出た。より高みを目指してブーツの厚さや、スキー板とブーツをつなぐ金具を変更したが、本来のジャンプが崩れた。安定感を欠いて優勝争いどころか開幕から出場14戦続けてトップ10入りなし。2022年北京五輪金メダリストには物足りない結果が続き、焦りも出た。
そこで年末年始恒例のジャンプ週間後に一度、日本に戻って再調整を選択。リフレッシュできたことと、用具を以前の物に戻したことで立ち直った。後半戦は上位争いに加われるようになり、2月の札幌で今季初勝利を挙げると、そこから3連勝。今季の大きな目標だった世界選手権でもラージヒル銅メダルと一定の結果を残し、「やることが明確になり、用具も固まってきた」。迷いがなくなっていた。
来年2月にはミラノ・コルティナ五輪が開催される。小林陵は「まだ先のこと」と話すが、試行錯誤したことで自身のジャンプ、使う用具なども定まった。苦戦もあった今季は五輪へ向けて意味のあるものだった。
[時事通信社]
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