ヘンリー王子、アフリカ慈善団体の後援者を辞任 内部対立が原因か
【ロンドンAFP=時事】英国のヘンリー王子は、南アフリカで約20年前に設立した慈善団体「サンタバリー」について、「心残り」ではあるが後援者を辞任すると発表した。≪写真は、レソトで慈善団体「サンタバリー」の活動に参加し、耳の聞こえない子どもたちと交流するヘンリー王子とレソトのシーイソ王子≫
ヘンリー王子とレソトのシーイソ王子は25日夜に発表した共同声明で、2023年に任命されたソフィー・チャンダウカ理事長と理事らの間で「激しい」対立があったため、辞任すると明らかにした。関係は「修復不可能」だとしている。
ヘンリー王子は、2006年に母親の故ダイアナ元皇太子妃をしのび、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)とエイズに苦しむレソトの若者を支援するため、同国のセーイソ王子と共に慈善団体を設立。その後、支援対象にボツワナも加えていた。
対立の原因は明らかにされていないが、チャンダウカ氏は、ハラスメントや女性蔑視、人種差別の告発など、同慈善団体に関する深刻な懸念を提起した後、自身は標的にされたと主張している。
両王子は、「起こった事態は考えられないことだ。こうした対処をしなければならないことに私たちはショックを受けているが、引き続きサンタバリーの支援対象者への責任は取り続ける」と表明している。
2020年に英王室から離脱したヘンリー王子にとって、同慈善団体での役割は、これまで続けていた数少ない私的な後援活動のうちの一つだった。【翻訳編集AFPBBNews】
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