南鳥島CO2濃度、増加幅最大=エルニーニョ影響か―気象庁
気象庁は26日までに、岩手県大船渡市と東京都小笠原村・南鳥島で観測している大気中の二酸化炭素(CO2)濃度が2024年も観測史上最高を更新したと発表した。年平均濃度はそれぞれ前年から2.9ppm増の427.9ppm、3.9ppm増の425.7ppm。大船渡市は1987年、南鳥島は93年の観測開始から一貫して上昇しており、南鳥島の増加幅は観測史上最大だった。
この要因は、太平洋赤道域東部(南米沖)の海面水温が平年を上回るエルニーニョ現象が23年春から24年春まで発生した影響と考えられる。熱帯域を中心に高温・乾燥化が進み、植物のCO2吸収量が減ったり、森林火災でCO2の発生量が増えたりしたとみられるという。
[時事通信社]
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