渡辺氏「日本人の挑戦に意義」=IOC会長選終え会見

国際オリンピック委員会(IOC)の会長選挙に日本人で初めて立候補し、落選した国際体操連盟(FIG)会長の渡辺守成氏(66)が24日、東京都内で記者会見し、「立候補したことで見える世界があった。日本人がIOC会長選に挑戦することは、非常に意義があると信じている」と語った。
2018年からIOC委員を務める渡辺氏は、世界五大陸で夏季大会を行う「五大陸五輪」構想などを訴えたが、4票の獲得にとどまり落選。ジンバブエ出身のカースティ・コベントリー氏が初の女性会長に決まった。渡辺氏は新会長に「新しい時代をきっと切り開いてくれる」と期待を表明。今後、IOCの役員を目指す考えはないとした上で、「引き続きスポーツ界に刺激を与え続けていきたい」と意欲を述べた。
会長選後に自身の選挙活動や提言をまとめた報告書を公開。IOC委員を退任する見通しの29年以降の日本の影響力低下に懸念を示しつつ、「(日本人に)いつかまた立候補してほしいと思っている。いつか日本人がIOC会長になるというのが私の夢」と話した。
[時事通信社]
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