早期に日中韓首脳会談=「未来志向」の協力確認―外相協議
日中韓3カ国の外相会談が22日午前、東京都内の外務省飯倉公館で開かれた。貿易、投資、環境の各分野などで「未来志向」の協力を推進する方針で一致。日本で予定する次の3カ国首脳会談について、早期で適切な時期の開催を目指して調整を加速させることを確認した。
3カ国外相会談の開催は2023年11月の韓国・釜山以来。岩屋毅外相が議長を務め、中国の王毅共産党政治局員兼外相と韓国の趙兌烈外相が参加した。
会談後、3氏は共同記者発表を行った。岩屋氏は今後の3カ国の基本的な立場として、(1)相互理解の促進(2)暮らしを守るための協力(3)少子高齢化など共通課題の解決―の3本柱で具体的な成果を挙げるよう協議を続けていくことを申し合わせたと明らかにした。
[時事通信社]
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