GK鈴木、W杯決定へ闘志=「ゼロにフォーカス」―サッカー日本代表

無失点試合で、気分良くW杯出場を決める。GK鈴木は「予選を戦う中で、失点をしないことにこだわってきた。ゼロに抑えることにフォーカスしたい」と力強く意気込んだ。
最終予選は、ここまで6試合でオウンゴール一つを含む2失点。昨年11月に行われたインドネシア、中国との敵地2戦でも、ピンチで好セーブを連発しチームを勢いづけた。昨年1~2月のアジア杯では5試合で8失点。その悔しさを胸に、アジアの舞台で抜群の安定感を示している。
22歳。昨夏にはイタリア1部リーグ(セリエA)のパルマに移籍。下位に沈むチームの中で奮闘し、「準備をいかに良くするかが、セーブやクロスの対応につながる。試合数をこなして落ち着いてできるようになった」。厳しい環境でもまれ、自身の成長も実感する。
大一番はユース時代から在籍した浦和の本拠地が舞台。「埼玉スタジアムでのアジア予選は小さい時に見ていた。そこで決めるチャンスがあるのは素晴らしい」。慣れ親しんだピッチで躍動するつもりだ。
[時事通信社]
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