元UFC王者マクレガーがトランプ氏と面会 不法移民を激しく非難
【ワシントンAFP=時事】総合格闘技団体「UFC」の元王者コナー・マクレガー(36)が17日、米ホワイトハウスでドナルド・トランプ大統領と面会し、母国アイルランドにおける不法移民問題を激しく非難した。≪写真は、米ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官〈右〉と会見する総合格闘家のコナー・マクレガー≫
聖パトリック・デーに合わせて緑色のスーツに身を包んだマクレガーは、キャロライン・レビット報道官とともに会見室に登場し、「アイルランドはアイルランドらしさを失う瀬戸際にある」「不法移民の取り引きが国を荒廃させている」と主張した。
トランプ氏はこの後、マクレガーを大統領執務室に招待。マクレガーはデスクに座ったトランプ氏の肩を抱えて写真を撮ったり、トランプ氏のアドバイザーを務めるイーロン・マスク氏ともカメラに収まったりしていた。
米電気自動車(EV)大手テスラを率いるマスク氏は以前、マクレガーがアイルランドの大統領選出馬を示唆した際に支援を表明し、最近では自身も反移民を訴える欧州の政党を支持する発言をしている。
大統領補佐官が投稿した動画では、マクレガーがトランプ氏に「あなたの仕事に対する姿勢は刺激になる」と語りかけ、トランプ氏は「君もだ。君は素晴らしい」と返していた。
マクレガーは以前、トランプ氏の移民政策に「耳を傾ける」と発言していた。トランプ氏は移民問題を主要政策の一つに掲げ、不法移民の強制送還を進めている。
この日のマクレガーのコメントについては、アイルランドのミホル・マーティン首相が即座に反発し、「コナー・マクレガーの発言は間違っており、聖パトリック・デーの精神やアイルランドの人々の意見を反映していない」とX(旧ツイッター)に投稿した。
総合格闘技(MMA)は、特にトランプ氏が2024年の大統領選で男性有権者にファンが多いUFCのスターやプロモーターらとキャンペーンを行ったことで人気が高まっている。中でもマクレガーはMMAで最も人気のあるUFCで屈指のスター選手となっている。【翻訳編集AFPBBNews】
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