2025-02-27 15:33スポーツ

三笘、高まる評価=ビッグクラブ移籍のうわさも―イングランド・サッカー

チェルシー戦でプレーするブライトンの三笘=14日、英国・ブライトン(ロイター時事)
チェルシー戦でプレーするブライトンの三笘=14日、英国・ブライトン(ロイター時事)

 【ロンドン時事】サッカー日本代表のMF三笘薫(ブライトン)が世界最高峰のイングランド・プレミアリーグで、一段と評価を高めている。直近の公式戦で8戦5発の結果もさることながら、際立つのが技術の高さ。今季終了後の夏、ビッグクラブへ移籍するとのうわさも流れている。
 圧巻は14日のチェルシー戦で挙げた先制ゴール。GKからのロングボールを収めるトラップから相手DFをかわすタッチ、シュートまで完璧だった。翌週のサウサンプトン戦では鮮やかなループシュートで得点。好調のチームにあって代名詞のドリブルだけでなく、プレーのあらゆる面で称賛を呼んでいる。
 地元メディアによると、マンチェスター・シティーなどでウイングとして活躍した元イングランド代表のショーン・ライトフィリップス氏は「ドリブラーでありパスもうまく、好機をつくれる。ゴールがどこにあるか分かっている」と三笘を評価。「プレミアのどのチームに行っても簡単にフィットできるだろう」と太鼓判を押した。
 約5400万ポンド(約102億円)とも言われたサウジアラビアのアルナスルからの巨額オファーを「一蹴」したばかりだが、英BBC放送(電子版)は6600万ポンド(約125億円)の移籍金で強豪チェルシーに移籍するかもしれないとの「ゴシップ」を伝えた。ブライトンとの契約は2027年夏まで。乗りに乗った27歳のプレーだけでなく、去就にも注目が集まる。
[時事通信社]

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