県道陥没、規制範囲拡大=スロープ設け土砂搬出へ―埼玉
埼玉県八潮市の県道交差点で道路が陥没し、トラックが転落した事故で、現場では30日も地元消防などが男性運転手(74)の救助活動を続けた。ただ土砂が崩落して穴が拡大するなどしており、周囲の規制線の範囲が拡大された。消防によると、同日正午時点で穴の最大幅は約40メートル、深さは約15メートルという。
県や消防によると、陥没した穴は土砂の崩落が続いて拡大している上、水もたまるため救助活動が難航。そのため、周辺を掘削して幅4メートル、長さ30メートルのスロープを設け、穴に重機を投入して土砂を取り除く方針。県は土のうで流水を止め、31日までにスロープの完成を目指す。
[時事通信社]
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