外国人労働者230万人=人手不足で過去最多更新―24年
厚生労働省が31日発表した2024年の外国人雇用状況(10月末時点)によると、国内の外国人労働者数は前年比12.4%増の230万2587人だった。深刻な人手不足を背景に、12年連続で過去最多を更新した。
国籍別では、ベトナムが10.1%増の57万708人で最も多く、次いで中国が2.7%増の40万8805人。伸び率で見ると、ミャンマー(61.0%増)、インドネシア(39.5%増)の順に高かった。
産業別には、製造業が8.3%増の59万8314人と最多で、全体の26.0%を占めた。次いで、サービス業は10.5%増の35万4418人。伸び率は医療・福祉が28.1%増と最も高かった。
在留資格別で最も多かったのは、専門的・技術的分野の在留資格で、20.6%増の71万8812人となった。
都道府県別の労働者数は、東京都が58万5791人と全体の25.4%を占めた。伸び率は長崎県(28.1%)、北海道(23.8%)、福井県(22.5%)の順に高かった。
[時事通信社]
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