金7キロ詐取容疑で台湾籍の男逮捕=「潔白証明」と提出要求―京都府警
警察官らに成り済まして京都市上京区の自営業男性(69)から金地金7.4キロをだまし取ったとして、京都府警捜査4課は29日、台湾籍の無職、楊孟※(※勅の束が員)容疑者(25)=住居不定=を再逮捕した。認否は明らかにしていない。
再逮捕容疑は、氏名不詳者らと共謀して6月下旬から7月下旬、警察官らを装って「あなたに金融詐欺の逮捕状が出ている」「身の潔白を証明するため資産をすべて提出して」などとうそを言い、金地金7.4キロ(時価約1億円相当)と現金約670万円を詐取した疑い。
同課によると、楊容疑者は匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)の一員とみられ、金品を受け取る「受け子」に対し、秘匿性の高い通信アプリ「テレグラム」で指示していたという。
[時事通信社]
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