全豪OP連覇のシナー、ドーピング問題も潔白確信し好プレー
【メルボルンAFP=時事】男子テニスのヤニック・シナー(イタリア)は、ドーピング問題で自身の潔白を確信していたことが、全豪オープンの男子シングルスで連覇をもたらすプレーにつながったと語った。≪写真は、全豪オープンテニス、男子シングルス決勝。トロフィーを手に優勝を喜ぶヤニック・シナー≫
シナーは26日の決勝でアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に6-3、7-6(7-4)、6-3で快勝した。
昨年に禁止薬物のクロステボール(clostebol)代謝物に陽性反応を示した件では、不正監視団体ITIAがシナーを不問に付したものの、世界反ドーピング機関(WADA)が異議を唱えて最大2年間の出場停止を求めており、スポーツ仲裁裁判所(CAS)での審理が4月に予定されている。
試合後の会見で、シナーは「決まったことは仕方がない」とした上で、「いつも言っているように、こういうプレーを続けられるのは、はっきりとした考えを持っているからだ。間違いを犯したと自分で分かっていたら、こんなプレーはできない。そういうことだ」と続けた。
CASの審理は今季の四大大会(グランドスラム)第2戦である全仏オープンの前に行われる予定だが、そのことが大会の準備にどう影響するかはまだわからないという。
「何とも言えない。今はそういうことは考えていない」としたシナーは、「今はまだ、ここでまた素晴らしい結果を出したばかりだ。この瞬間を楽しみたい。それから審理がある。日程は分かっているが、それだけだ。今はこの瞬間を楽しみたい」と話した。【翻訳編集AFPBBNews】
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