豊昇龍、横綱昇進へ=74人目、モンゴル出身―大相撲
日本相撲協会審判部は26日、大相撲初場所で12勝3敗で2度目の優勝を果たした西大関豊昇龍(25)=本名スガラグチャー・ビャンバスレン、モンゴル出身、立浪部屋=の横綱昇進を諮る臨時理事会の開催を八角理事長(元横綱北勝海)に要請し、了承された。綱とりはほぼ確実とみられる。
理事長は27日の横綱審議委員会(横審=山内昌之委員長)に諮問。推薦を受けた上で29日の春場所番付編成会議と理事会で正式に決定する。
豊昇龍は昨年11月の九州場所は13勝2敗の優勝次点。横審推薦内規では、その基準を大関で2場所連続優勝を原則とし、それに準ずる好成績の力士を推薦する場合は出席委員の3分の2以上の決議を必要とすると定めている。
新横綱誕生は、2021年名古屋場所後の照ノ富士以来で74人目。モンゴル出身では朝青龍、白鵬らに続いて6人目となる。初土俵から所要42場所での昇進となれば、年6場所制となった1958年以降では5番目(付け出しは除く)のスピード。
元朝青龍のおいの豊昇龍は、初優勝を遂げた23年名古屋場所後に大関に昇進した。今場所中に一人横綱の照ノ富士が引退。北勝海が現役を退き、93年初場所後に曙が昇進するまでの期間以来、32年ぶりとなる横綱空位は避けられる見通し。
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