三井物産と地域活性化で協業=当初100億円出資―ゆうちょ銀
ゆうちょ銀行は27日、三井物産と地域活性化での協業について合意したと発表した。新たに設立したファンドを通じ、地域経済の発展に資する中堅・中小企業に三井物産グループと共同で投資する。ゆうちょ銀がまず約100億円をファンドに拠出する。
ゆうちょ銀は中長期ビジョンとして国内企業への投資を1兆円規模に拡大する方針を掲げており、今回の協業はその一環。ゆうちょ銀は、投資実行の知見やノウハウを持つ人材育成のため、地域拠点の職員を三井物産に出向させる方針。
ゆうちょ銀の青野憲嗣執行役は記者会見で、「三井物産グループが有する商社機能や国内外ネットワークに、ゆうちょ銀の全国津々浦々のネットワークを生かして地域経済の発展に貢献する」と説明した。
[時事通信社]
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