ライバル対決、伊藤が勝利=窮地からフルゲーム制す―全日本卓球
幼い頃からしのぎを削った同い年のライバルと、全日本で7年ぶりの対決。伊藤と平野の女子準々決勝は、フルゲームの争いを伊藤が制した。「お互いに負けたくない気持ちが強いと思う。最後に爆発することができてよかった」。興奮冷めやらぬ様子で口にした。
ラリーでは優位に立ったが、平野のバックハンドに苦戦。2―3での第6ゲームで相手にマッチポイントを握られ、窮地に追い込まれた。「とにかく、やれることはやろう」。冷静さを失わず、そこから4連続ポイントで逆転。最終ゲームは序盤にリードを奪って押し切った。
直接の勝負はなかったが、昨年の大会はパリ五輪切符を平野と争う状況で迎え、先に敗退した伊藤が代表を逃した。「接戦をものにできたという部分も、平野選手に勝てたという部分も、自分のためになった」。しみじみと語った。
4強入りは優勝した2022年以来。「残れてうれしい。持っているものを出し切りたい」。自分自身への期待を込めて、最終日を見据えた。
[時事通信社]
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