シナーに王者の安定感=穴のないプレー、四大大会連勝―全豪テニス
最後のポイントもパッシングショットで決めたシナー。全豪連覇と、昨年の全米オープンに続く四大大会2連勝を果たし、「チームや家族のおかげ。観客のみんなにも感謝したい」と喜んだ。
左右に振られても低い姿勢から強烈な返球。積極的にネットに出て来るズベレフの横を何度も抜いた。最もスタンドを沸かせたのは第2セット第12ゲームの30―30からのポイント。ドロップショット、ロブ、スマッシュなどあらゆる技を駆使。最後は相手がボレーした球を、バックハンドでパッシングを決めて大歓声を浴びた。
第2セットをタイブレークの末に奪うと、第3セットもペースを落とさなかった。試合を通じて一度もブレークポイントを与えない盤石ぶり。劣勢からでもポイントにつなげられ、穴がない。完成度が高いが、「自分はまだ23歳。完璧ではなく、まだまだ伸ばせるところがある」と言う。
故意ではないとして一時は不問とされたドーピング問題はまだくすぶっているものの、しばらくは世界ランキング1位を維持しそうな勢いだ。(メルボルン時事)
[時事通信社]
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