2024-12-31 18:10スポーツ

猛然プレスで圧倒=流通経大柏、5発発進―高校サッカー

 激戦区千葉を勝ち上がり、3年ぶりに迎えた全国の舞台での初戦。流通経大柏は最終ラインを統率した佐藤が「後ろから見ていて、楽しいし頼もしかった」と言うほど、終始圧倒した。個々の高い技術はもちろん、チームの持ち味の激しいプレスで主導権を握った。
 前半13分の先制点は、高い位置で奪い返したことで生まれた。前線の粕谷と山野が追い掛け、相手のパスがずれたところを中盤が素早く回収して攻撃を展開。来季J2の富山に入団が決まっている亀田は「3年間やってきたこと。良いサッカーをしてくる相手を、プレスでつぶすことができた」。後半はさらに畳み掛け、終わってみればシュート計13本で5ゴール。昨年8強の佐賀東に自由を与えなかった。
 3回戦の相手は、組み合わせが決まった時から選手が対戦を待ち望んできた大津。榎本監督は「(大津とは)どうしてもやってみたい。楽しみ」と言う。大勝の勢いそのままに、優勝候補同士の一戦に臨む。
[時事通信社]

最新動画

最新ニュース

写真特集