王者欠席で調印式中止=井岡の相手、26日に発熱―WBA・Sフライ級
世界ボクシング協会(WBA)スーパーフライ級前チャンピオンの井岡一翔(志成)が挑む同級タイトルマッチ(31日、東京・大田区総合体育館)の調印式は29日、東京都内で行われる予定だったが、現王者のフェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)側の要望で中止となった。
井岡陣営によると、調印式の直前に「コンディションを整えたい」との理由で中止の申し入れがあった。マルティネスは26日午前に37.8度の発熱が認められ、同日の公開練習を取りやめた。
主催者は試合開催を前提に準備を進める方針。30日には計量と検診があり、日本ボクシングコミッション(JBC)の安河内剛事務局長は「(体温を含め)医師が全体の症状から慎重に診断する」と説明した。
[時事通信社]
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