小林陵、大舞台へ復調気配=連覇懸けジャンプ週間へ―ノルディックスキー
【パリ時事】ノルディックスキー・ジャンプ男子の小林陵侑(チームROY)が、年末年始恒例のジャンプ週間で2季連続4度目の総合優勝を目指す。ジャンプ週間はドイツ、オーストリアの計4会場でワールドカップ(W杯)の個人戦を兼ねて実施され、4戦計8回の飛躍の合計得点で総合優勝を争う。第1戦は29日にオーベルストドルフ(ドイツ)で行われる。
小林陵は今季、W杯10戦を終えて12位が最高成績。開幕前に体調を崩し、腰痛も抱えた影響で本来の飛躍ができていない。だが、状態は上向きで課題だった助走が改善。あとは踏み切りを修正できれば、上位をうかがえそうだ。
21日の第9戦では2回目にヒルサイズ(140メートル)に迫る138メートルを飛び、第10戦でも2回目は134.5メートル。「いい方向には行っている。イメージ通りに空中を進んでいければ」と、開幕直後よりも手応えを感じている。
海外勢では今季5勝のパシュケ(ドイツ)、ともに2勝のヘール、チョフェニヒらオーストリア勢が好調で、総合優勝争いの中心になりそうだ。
小林陵は昨季、4戦全て2位で総合優勝を果たしたが、ジャンプ週間までは表彰台が1度だけだった。今回も相性の良い舞台で存在感を示す可能性はある。「それほどプレッシャーもかからないと思う。いいジャンプを見せられれば」と大一番に臨む。
[時事通信社]
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