佐々木の移籍先、決め手は何に=121敗チームも獲得意欲―米大リーグ
【ダラス(米テキサス州)時事】プロ野球ロッテからポスティングシステムを利用して米球界入りを目指す佐々木朗希投手(23)は、25歳未満などの理由で結べるのはマイナー契約に限られる。金額の争いにはなりにくい中、移籍先を決断する上で何が決め手になるのか。獲得を狙う大リーグ球団は、それぞれの強みを訴える必要がある。
契約先の有力候補として挙がるのが大谷と山本がいるドジャース、ダルビッシュと松井のパドレス。テキサス州ダラスで開催されたウインターミーティングの会場で、やはり獲得の意思表示があった。
共に温暖な気候の西海岸が拠点。ただ、佐々木の代理人のジョエル・ウルフ氏は10日に「特定の都市について(佐々木と)詳細な話し合いはしていない」と述べた。カナダ・トロントが本拠地のブルージェイズのシュナイダー監督は11日、「街、文化、私たちのリソースやチームは非常に魅力的だと思う」と話した。
2024年シーズンに121敗を喫したホワイトソックスのベナブル新監督は佐々木獲得への思いについて、「非常に強い。彼は傑出した選手」。チームは歴史的な低迷から立て直しを図る段階で、「成長したいと思う志を持った人と一緒にいられる可能性があることも刺激的だ」とアピールした。
現状の能力の高さはもちろん、将来性も豊かな右腕には、メジャー20球団以上が関心を寄せているという。激しい争奪戦を制して「令和の怪物」を射止めるのはどこか。
[時事通信社]
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