トランプ氏、日鉄の買収「阻止」明言=就任前の承認けん制も
【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は2日、日本製鉄による米鉄鋼大手USスチールの買収計画について、大統領就任後に「取引を阻止する。買収者は注意せよ」と警告した。その上で、高関税による保護や税制優遇策を通じて「USスチールを再び強く、偉大にする」と宣言した。自身のSNSに投稿した。大統領選後、トランプ氏が阻止を言明したのは初めてで、買収実現は一段と困難になった形だ。
一方、日鉄は「USスチールを支え、成長させる」との談話を発表、改めて実現を目指す姿勢を強調した。
買収計画は、米政府の対米外国投資委員会(CFIUS)による安全保障上の審査を受けており、月内に期限を迎える見通し。来年1月のトランプ政権発足前に承認しないよう、バイデン現政権をけん制する狙いもあるとみられる。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
湛山内閣「短命でも大きな業績」=石破首相
-
奈良県、バルサ育成施設誘致へ=実現なら世界2例目―サッカー
-
ビットコイン、10万ドル突破=規制緩和期待で高騰
-
南北関係の流動化懸念=韓国の一時「戒厳令」で―日商会頭
-
武居「バチッと倒す」=24日に2度目の防衛戦―ボクシング
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕