欧米3氏にメダル=京都賞授賞式―稲盛財団
科学や文明の発展への貢献をたたえる第39回京都賞の授賞式が10日、京都市内で開かれ、受賞者3人に稲盛財団(金沢しのぶ理事長)からメダルや賞金1億円が贈られた。
受賞したのは、先端技術部門が負の屈折率など自然界に存在しない性質を持つ物質「メタマテリアル」の実現を理論的に示した英インペリアル・カレッジ・ロンドン教授のジョン・ペンドリー氏(81)。基礎科学部門は地球表面の岩盤が動く「プレートテクトニクス」が20億年前から起こっていたことを実証したカナダ・ビクトリア大客員教授のポール・F・ホフマン氏(83)。思想・芸術部門は米国を拠点に活動する振付家ウィリアム・フォーサイス氏(74)。
授賞式後の記者会見でペンドリー氏は「今後は時間によって性質が変わる物質を研究したい」と抱負を語った。ホフマン氏は「地球の歴史を学ぶことで、今後の気候変動に備えることができる」と指摘。フォーサイス氏は「常に伝統を変えてもバレエが成り立つのか考えている」と話した。
[時事通信社]
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