レバノン戦闘で強硬姿勢=イスラエル首相、ヒズボラ撤退を主張
【カイロ時事】イスラエルのネタニヤフ首相は3日、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとの戦闘を巡り、停戦合意するか否かにかかわらず、国境地帯からヒズボラを強制的に撤退させる必要があると主張し、強硬姿勢を示した。イスラエル北部の対レバノン国境を視察した際の発言として、首相府が発表した。
イスラエルはレバノン地上侵攻の目標として、国境の北約30キロのレバノン南部を流れるリタニ川以北にヒズボラを撤退させることを目指してきた。ネタニヤフ氏は「北部の治安回復と住民の安全な帰還のカギは、ヒズボラをリタニ川の向こうに追いやることだ」と強調。イランによるヒズボラへの武器供給に関し、シリア経由のルートを断つ重要性も指摘した。
[時事通信社]
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