御嶽山噴火、遺族らが上告=東京高裁判決を不服
2014年の御嶽山(長野・岐阜県境)噴火で登山者らが死傷したのは、気象庁が警戒レベル引き上げを怠ったためだとして、遺族ら32人が国と長野県に損害賠償を求めた訴訟で、原告側は31日、請求を退けた東京高裁判決を不服として、最高裁に上告した。
東京高裁は21日の判決で、気象庁職員が警戒レベルを引き上げなかったことが著しく合理性を欠くとは言えないと判断。一審長野地裁松本支部が認めた同庁の注意義務違反も否定し、原告側控訴を棄却した。
[時事通信社]
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