重大犯罪対策を強化=防犯重視の新治安戦略―メキシコ
【サンパウロ時事】メキシコのシェインバウム政権は8日、殺人や誘拐など横行する重大犯罪を減らすため、「国家治安戦略」を策定したと発表した。防犯を重視して犯罪の温床である貧困などにも対処するほか、連邦警察に相当する国防省傘下の「国家警備隊」や情報部門を強化する。
メキシコでは、麻薬カルテルの縄張り争いなどで凶悪な犯罪が頻発。政治家を標的とした犯罪も絶えず、今月に入り就任から間もない市長が殺害される事件が起きた。国連によると、同国の殺人発生率は人口10万人当たり29人と、世界平均の6人を大きく上回っている。
カルテルに取り込まれるケースが多い自治体警察に代わり、組織犯罪対策を担っている約13万人の国家警備隊は、作戦能力を大幅に強化する。情報部門は収集した情報を最新技術を通じて分析し、犯罪の予測などに取り組むという。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
米大統領選当日のテロ計画=アフガン人の男訴追―司法当局
-
自民、裏金非公認12人=首相、選対本部に出席―衆院選
-
東京株、一時500円超高
-
円相場、148円14~15銭=9日午前9時現在
-
北朝鮮で最高人民会議=「韓国は敵」明記の改憲報道なし
写真特集
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕
-
【スポーツクライミング】安楽宙斗〔パリ五輪〕
-
【カヌー】羽根田卓也〔パリ五輪〕