関東一、守り勝つか=京都国際は投打充実―高校野球・決勝の見どころ
決勝(10時)関東一(東東京)―京都国際(京都) 関東一は鍛え抜かれた守備力を武器に、3回戦以降は全てロースコアで1点差の勝利を挙げている。小島と市川の二遊間を中心に内野陣は隙がなく、ミスから崩れることは考えにくい。先発は準決勝で登板がなかった左腕畠中が有力。リードして坂井につなげれば、試合の流れを引き寄せることができる。
京都国際はエース中崎と2年生西村の起用法が注目される。準決勝は2人の継投で勝利をつかんだ。西村は3試合に登板し、23イニング無失点と抜群の安定感を誇る。打線は目を見張る長打力こそないが、5試合のうち準決勝を除いた4試合で2桁安打。打率4割の4番藤本を中心に、早めに先取点を奪いたい。
[時事通信社]
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