2024-07-16 17:04World eye

家族かばって犠牲に、「父はスーパーヒーロー」 娘が投稿 トランプ氏銃撃

【ワシントンAFP=時事】米東部ペンシルベニア州バトラーで13日にドナルド・トランプ前米大統領が銃撃された現場で死亡したのは、同州在住の消防士、コリー・コンペラトーレさん(50)だと分かった。銃撃の際、妻子をかばって犠牲になった。≪写真は、米ペンシルベニア州バトラーで行われた選挙集会で、銃撃された後に耳から血を流しながらシークレットサービスに囲まれて退場するドナルド・トランプ前大統領≫
 コンペラトーレさんについて、2人娘の一人、アリソンさんは「本物のスーパーヒーローみたいに亡くなった」「私とママを地面に突き飛ばし、私に覆いかぶさって私たちに向かってきた銃弾から守ってくれた」とフェイスブックに投稿。「女の子が求める最高の父親」で、困ったことがあればいつも助けてくれ、「誰とでもすぐに仲良くなった」とつづっている。
 同州のジョシュ・シャピロ知事は記者会見で、コンペラトーレさんを英雄としてたたえ、州旗を半旗にして弔意を表す考えを示した。
 「地元と、何よりも家族を愛していた」とし、トランプ氏の熱烈な支持者でもあったと明らかにした。
 同州警察の14日の発表によると、他にも57歳と74歳の集会参加者2人が負傷したが、容体は安定している。【翻訳編集AFPBBNews】

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