能登復興、七夕飾りに祈る=CFで募金、8月に展示―担当者「継続的な支援に」・仙台
東北三大祭りの一つ「仙台七夕まつり」の運営団体が、能登半島地震からの復興を祈って七夕飾りを制作する。資金100万円はクラウドファンディング(CF)で募っている。地震発生から間もなく半年だが、担当者は「東日本大震災の経験から考えると、復興はここからが重要。継続的な支援につなげたい」と話す。
CFを進めるのは仙台七夕まつり協賛会で、こいのぼりのように風を受けてはためく「吹き流し」を制作する。吹き流しは全長約3.5メートルで5本作る計画だ。
吹き流しのデザインは石川県の県旗に使われる青を基調とし、下の部分には、寄付者から寄せられた被災地へのメッセージなどを記載する。8月6~8日の仙台七夕まつりで展示する予定だ。
CFでの寄付は一口3000~5万円で、寄付額に応じて石川県産のほうじ茶や日本酒などの返礼品を受け取れる。7月13日には希望者のうち先着60人程度が参加できる七夕飾り制作会を仙台市内で開催するという。
同協賛会の渡辺英樹さん(60)は、東日本大震災後に地元企業の支援業務に携わった経験から企画を発案。「事業者は、消費者や取引先から『待ってますからね』という声があれば事業を頑張ることができる。CFを通じ、能登の商品が一つでも多くの人の目に留まり、継続的な取引につながれば」と期待している。
CFによる寄付金は27日時点で約53万円。7月7日まで募る。CFのホームページはhttps://machi―kuru.com/fp/82。
[時事通信社]
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