オンラインカジノで9.8万回=賭博容疑で税務署事務官告発
埼玉県内の税務署に勤務する20代の男性事務官が、海外のオンラインカジノで賭博を行っていたとして、関東信越国税局は27日、停職3カ月の懲戒処分とし、常習賭博容疑でさいたま地検に告発した。男性事務官は依願退職し、「ここまで大事になるとは思っていなかった」と話しているという。
同国税局によると、男性事務官は2022年3月~23年12月、スマートフォンなどで海外の四つのオンラインカジノにアクセスし、少なくとも約9万8000回の賭博をした。また勤務時間中に賭博や競輪など約1100回行い、得た所得の確定申告もしていなかった。
上司との面談で発覚し、やめるよう指導を受けたが、「もうやっていない」と虚偽の報告を繰り返したという。
[時事通信社]
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