ワシントン監督「彼なら当然」=ダルビッシュの200勝祝福―米大リーグ
![エンゼルス戦で勝利投手となったダルビッシュを祝福するレンジャーズのワシントン監督(手前)=2012年5月、アーリントン](https://img.sp.m.jiji.com/image/out/20240521at06S_p.jpg?updated=1716202449)
【ロサンゼルス時事】米大リーグ、パドレスのダルビッシュ有投手(37)が19日のブレーブス戦で日米通算200勝を達成した。同投手が日本球界から大リーグのレンジャーズに移籍した2012年にチームを指揮していたロン・ワシントン氏(現エンゼルス監督)は右腕の大台到達を祝福。「彼の才能と努力から考えたら、当然の栄誉だ」とたたえた。
日本球界から鳴り物入りで米国へやって来たダルビッシュの実力は、一目ですぐに分かった。一方で「彼は日本のファン、そして地元テキサスのファンの両方の期待に応えなければならなかった。普通の米国人よりも重圧が大きかったと思う」と当時を振り返る。
「ただでさえ、文化の違う国に来て慣れるのは大変。彼はしっかり克服してみせた」。シーズンが進むにつれて投手陣の柱としての信頼は増し、プレーオフで負ければ終わりの一発勝負、ワイルドカードゲームではダルビッシュを先発に起用した。
レンジャーズ在籍時のダルビッシュの投球について、ワシントン氏が最もよく記憶しているのは13年4月2日のシーズン初登板。アストロズ戦に先発したダルビッシュは九回2死まで走者を許さず、完全試合まであと1死としながら最後に安打を許した。「文句の付けようのない投球だった。今考えても惜しい」。日本人投手の輝かしい球歴にその快挙達成を加えられず、11年たっても自分のことのように悔しそうだった。
[時事通信社]
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