2024-04-30 18:23スポーツ

レーカーズの八村、王者ナゲッツに雪辱ならず=NBA5年目は手応えも

八村塁選手(EPA時事)
八村塁選手(EPA時事)

 八村のレーカーズはナゲッツに雪辱できなかった。昨季は西カンファレンス決勝で0勝4敗と完敗した強敵に今季は一矢報いたものの、1勝4敗で敗退。106―106の同点から最終盤に勝ち越しを許し、八村は「昨年彼らに負けてシーズンが終わり、今年もそういう感じで残念」と唇をかみしめた。
 最後は無念の結末だったが、レーカーズと再契約して臨んだ今季は手応えも残った。序盤は故障で戦列を離れたこともあったが、2月から先発に定着し、同14日のジャズ戦で自己最多の36得点。NBA5年目で自己最多の68試合に出場し、ウィザーズ在籍時の2020~21年シーズンの1試合平均13.8得点に次ぐ13.6得点をマークした。「すごくいいリズムでできた。攻撃でも守備でもリバウンドでも良くなってきた。シーズンとしては、今までで一番良かったのではないかと思う」と胸を張った。
 今夏にパリ五輪を控える。日本代表としての出場については「まだ何も考えていない」としつつも、「もしやるとしたら、チームが勝つということもあるが、NBAに入りたいと思っている若い選手の刺激になりたい」。日本のバスケットボール界に貢献する役割も自覚した。(デンバー時事)
[時事通信社]

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