関東、北陸、東海で下方修正=財務局が4月の景気判断
財務省は22日発表した4月の経済情勢報告で、全国11地域のうち、関東、北陸、東海の景気判断を下方修正した。歴史的な物価高や中国経済の低迷、能登半島地震などの影響で、生産活動の持ち直しが緩やかになっていることを踏まえた。残る8地域では、回復基調の判断を維持した。
全国各地の財務局が最近3カ月の管内の地域経済動向を点検し、22日の全国財務局長会議に報告した。
財務省は全国の景気の総括判断を「緩やかに回復しつつある」に据え置いたが、「一部に弱さが見られる」と指摘した。先行きのリスクとしては、海外景気の下振れ、物価上昇、中東情勢、金融資本市場の変動、元日に発生した能登半島地震の影響を列挙した。
景気判断を引き下げた北陸財務局は、「地震の影響は残るものの、復旧・復興需要や北陸新幹線の延伸効果なども見られ、緩やかに持ち直しつつある」との見方を示した。前回1月の報告では「地震による地域への影響全体について十分に把握する必要がある」として、判断を見送っていた。
最新動画
最新ニュース
-
男子1600、粘り強い走り=世界リレー
-
「入ってよかった」=大谷の一問一答―米大リーグ
-
26、27日開催で最終調整=19年以来、ソウルで―日中韓サミット
-
主な日本選手の成績(4日)=欧州サッカー
-
男子400でパリ切符=男子1600も―陸上世界リレー
写真特集
-
【大相撲】大関・琴ノ若
-
【女子フィギュア】千葉百音
-
【野球】野球殿堂に入った名選手
-
【駅伝】第100回箱根駅伝
-
【女子フィギュア】吉田陽菜
-
【男子フィギュア】山本草太
-
【野球】日本シリーズ関西対決 阪神が38年ぶり日本一
-
【MLB】ドジャースの歴代日本選手