2024-04-21 14:52スポーツ

今永、粘って3連勝=自責点0途切れるも―米大リーグ

 気温7度と冷え込む中、カブスの今永が6回を3失点に抑えて無傷の3連勝とした。メジャー初被弾など本調子ではなく、開幕から続けた自責点0も途切れたが、「何とかしのいで最低限の最低限ができた」。粘り強く投げ、六回にチームが逆転して白星を手にした。
 1点リードの四回に味方の失策と連打で2点を献上。4試合目で初の自責点が付き、「できるだけ伸ばしたいと思ったが、呪縛からは解放された」。集中を切らさず、次打者を高めの速球で詰まらせて遊ゴロ併殺に仕留め、傷口を広げなかった。
 六回にはベルにソロ本塁打を浴びるも、自身2度目のクオリティースタート(6回以上を投げて自責点3以内)をクリア。「少し成績が上ぶれしているところもある」と気を引き締めつつ、「前回の反省を次に生かすという点ではうまくいっている」と手応えも得た。
 カウンセル監督は「ダブルヘッダー2試合目で六回まで投げ、試合をつくってくれた。きょうも素晴らしかった」とたたえた。1年目左腕への信頼は深まっている。(シカゴ時事)
[時事通信社]

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