2024-03-07 17:01World eye

ゴルフ米男子ツアー新設団体の理事にT・ウッズら就任

【マイアミAFP=時事】男子ゴルフ米国ツアーが新設する営利団体「PGAツアーエンタープライズ」の理事会メンバーが6日に発表され、タイガー・ウッズ(米国)らが名を連ねた。≪写真は、米大リーグ〈MLB〉のボストン・レッドソックスのジョン・ヘンリーオーナー≫
 今年1月に発表されたPGAツアーエンタープライズは、米国スポーツチームのオーナーたちの集合体であるスポーツビジネスの投資会社ストラテジック・スポーツグループ(SSG)と米ツアーの提携により立ち上げられた。SSGはツアーの投資機会と成長を創出するために、15億ドル(約2240億円)を投資する。
 PGAツアーエンタープライズは13人の理事会によって監督され、スポンサーシップや商業機会に加えて新たなメディアやファンとのかかわりに重点を置き、米ツアーのすべての商業活動を主導する。
 理事会にはウッズをはじめ、パトリック・キャントレー(米国)やピーター・マルナティ(米国)、アダム・スコット(オーストラリア)、ウェブ・シンプソン(米国)、ジョーダン・スピース(米国)といったPGA方針委員会の現役選手が名を連ねる。
 またSSGからは、米大リーグ(MLB)のボストン・レッドソックスのジョン・ヘンリーオーナー、サム・ケネディ球団社長、ニューヨーク・メッツのアンドリュー・コーエン副会長、米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のアトランタ・ファルコンズや米メジャーリーグサッカー(MLS)のアトランタ・ユナイテッドを所有するアーサー・ブランク氏の4人が参加する。
 選手側はPGA方針委員会とPGAツアーエンタープライズの調整役を望んでおり、双方で理事を務める元選手のジョー・オギルビー氏がその役目に選出されている。
 また米ツアーのジェイ・モナハンコミッショナーとPGA方針委員会の社外取締役ジョー・ゴーダー氏も理事会メンバーに任命されており、モナハン氏がPGAツアーエンタープライズの最高経営責任者(CEO)を務めることになる。【翻訳編集AFPBBNews】

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