遠藤「白星で元気を」=被災の故郷気遣う―大相撲
![連合稽古で申し合い稽古に励む遠藤(右)=5日、東京・両国国技館](https://img.sp.m.jiji.com/image/out/20240105at24S_p.jpg?updated=1704398993)
大相撲の幕内力士で石川県穴水町出身の遠藤が5日、東京・両国国技館内の相撲教習所で行われた時津風一門による連合稽古後に取材に応じ、元日の能登半島地震で被災した故郷について、「亡くなった方もいる。あまり多くを話せる状況ではない」と神妙な面持ちで語った。
家族は無事だが、現在も避難生活を余儀なくされている。実家に大きな被害はなかったものの、すぐ近くまで津波が来たという。特別な思いを胸に臨む初場所(14日初日)に向け、「僕は僕でやることをやるだけ。(白星で)元気を出してくれれば一番うれしい」。土俵で全身全霊を傾け、地元を勇気づける構えだ。
[時事通信社]
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