2023-11-25 16:39スポーツ

神戸が悲願の頂点=横浜MとのV争い制す―J1

神戸優勝までの軌跡
神戸優勝までの軌跡

 明治安田J1リーグは25日、各地で第33節の残り7試合が行われ、神戸が名古屋を2―1で下し、初優勝を決めた。勝ち点68として、残り1試合で2位の横浜Mに4差をつけた。国内主要タイトルは2019年度の天皇杯に続いて二つ目。横浜Mの連覇はならなかった。
 1チームがJ2へ自動降格となる残留争いでは、湘南が最下位の横浜Cに1―0で勝って、J1残留が確定した。横浜Cは勝ち点29のまま。柏は鳥栖と2―2で引き分け、同32の17位に下がった。
 福岡は浦和を3―2で破り、広島はG大阪に3―0で快勝、京都はC大阪に、札幌はF東京に勝った。 
 

 ◇神戸のクラブ小史
 ヴィッセル神戸 前身は1966年創設の川崎製鉄水島サッカー部。95年に拠点を岡山県倉敷市から神戸市に移し、現チーム名に改称。97年にJリーグ参入。2006年と13年にJ2に降格したが、いずれも翌年J1に復帰。15年に楽天の完全子会社化。19年度は天皇杯で優勝。ヴィッセルは英語の「VICTORY(勝利)」と「VESSEL(船)」を掛け合わせた造語。本拠地はノエビアスタジアム神戸。三浦知良、古橋亨梧らも在籍した。

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