オレンジ色の玉すだれ 和歌山県かつらぎ町
和歌山県かつらぎ町の四郷地区で、正月の縁起物として飾られる串柿づくりが最盛期を迎えた。天日干しされた柿はオレンジ色の玉すだれのようで、山あいを彩っている。
地区で串柿作りが始まったのは約450年前。三種の神器の鏡に見立てた鏡餅、まが玉に見立てたダイダイとともに、剣に見立てて飾られる。渋柿の皮をむき、5個か10個ずつ竹串を通してつるし、約1カ月自然乾燥させると、糖分が染み出て白い粉をふいた串柿ができあがる。10個の柿には「いつもにこにこ(2個2個)仲むつ(6個)まじく」、5個の串柿には「一人ひとり(1個1個)が皆(3個)幸せに」という意味が込められている。
町観光協会によると、今年は猛暑が続き、雨が少なかったため例年よりやや小ぶりという。12月ごろから京阪神を中心に全国に出荷される。【もぎたて便】
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