オレグ・ゴルジエフスキー氏死去=86歳、英に亡命「KGBの男」
オレグ・ゴルジエフスキー氏(英国に亡命した旧ソ連の二重スパイ)21日のBBC放送(電子版)によると、ロンドン近郊サリー州の自宅で死去、86歳。事件性はないとみられている。
モスクワ生まれ。60年代前半に国家保安委員会(KGB)に入り、国内外で対外情報を担当。デンマーク駐在中、ソ連が民主化運動を弾圧した「プラハの春」に幻滅し、KGBに身を置きながら英国のために働くスパイとなった。西側に流した情報は、冷戦期の緊張緩和に寄与したとされる。
85年に亡命する一方、ソ連では本人不在のまま死刑判決を受けた。07年に英勲章を受章。在英の元ロシア情報機関員リトビネンコ氏暗殺事件(06年)の調査にも協力した。18年に出版された伝記はベストセラーとなり「KGBの男 冷戦史上最大の二重スパイ」として日本でも翻訳された。
[時事通信社]
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